第16章 結ばれる *微R?あり
色気を纏った目で下から見上げられ、それだけで胸がキュンと音を立てる。
『ーーーーー私も。』
「ハッ、いいね、さすが俺の彼女。」
今度はお互い唇を貪るような深くて激しいキスを交わした。
角度を変えて何度も、何度も…
『はぁっ、はっ、、んっ、、、』
薄暗い部屋にはお互いの荒い呼吸とシーツが擦れる音、、
それから興奮を掻き立てる水音が響く。
ぷはっ、と酸素を求めて唇を離すと、逃がさないとばかりに親指で顎を固定し、人差し指が口内に侵入して来た。
長い指が口の中を厭らしく動き回り、私はそれに舌を這わせながら挑発するように五条を見下ろす。
「エッロ、、、」
指を抜かれ口の端からツー…と涎が垂れ、それを五条の熱い舌が絡め取った。
「もっと舌、、出せよ、、、」
『はぁ、、はぁ、、あっ、んっ』
言われるがまま舌を差し出すと、食べられてしまうんじゃないかと思う程、キツく吸われ口内を犯される。
いつの間にか私が組み敷かれていて五条からの濃厚なキスにすっかり骨抜きにされていた。
ーーーーキスだけでイっちゃいそ…