• テキストサイズ

呪術廻戦 〜アナザーストーリー〜

第11章 喪失



「・・・・?」

側へ近づいても一向に起きあがらないし返答もない。



血の匂いがあちこちからする。

それだけでが術式をいかに使ったのかが分かる。



・・・明らかに血を使い過ぎだ。

それに、、、、



ズサッと膝を地面につけ、うつ伏せになっている身体をそっと抱き起こすと、



「ーーッ、、‼︎」



腹部にある刺し傷からは大量の血が流れ、顔色はまるで人形のように青白くなっていた。


失血死してもおかしくない量の血だ。


咄嗟に首元に手を伸ばし脈を確認すると、
かなり弱々しいが僅かに脈を感じた。



「ーーーー死なせるかよっ、、」



傷口に手を当て反転術式を流し込む。


出来るっ‼︎

今ならきっと出来るっ‼‼︎︎



 
/ 238ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp