第5章 おでかけ 2
夢を見た
一族の皆が喜び笑顔でクリスマスローズの中にいる
その中には孫とポールくんに
小さな命を私に見せてくれる"○○"がいた
『○○○○○様、新しい命に"名を"』
『ちいさいね。柔らかいね』
まるで
ふっ···。
「君みたいだよ···」
目を覚ます
「ヌピー··」
「ヌプー··」
(アルマとジロウ··)
目覚めはいつもよりいい
隣を見るとそこには
「すぅ···すぅ··」
「··幼子」
静かな寝息をたてる幼子がいる
今の私はポールくんの姿だ。
ギシッ
(ドラウスも同じ姿で傷をつけた。)
傷でも
「ヌプー··ニュ、」
あー···
(···主様)
がぷっ