第3章 おでかけ
はっ
(ダメだダメだ!私にはミラさんがいるんだぞ!人の子のように···短い命など)
ちらっ
「·····」
きゃっきゃっ
「可愛い、ジョンくんとは違う可愛さですね」
「なんなら使い魔欲しい?」
「えっ!いいんですか!?」
「コウモリ、アルマジロ、猫、うさぎ、犬」
「えっ!?猫に犬まで!?迷います」
ぶい
「なら1週間いるからゆっくり考えといて。」
「はい!」
✿✿✿
(2日目の夜、特にドラルクさん達からは抗議電話は来てな··い)
かりかり
「···?」
アルマくんかジロウくんかな?
カチャ
「アルマくん?ジロウく··ん」
ふりふり
「ワン」
きらきら
「きゃあ。綺麗な白犬、どうしたの君、御祖父様のペットかな?」