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昼の子‪✙夜の子 Ⅱ

第3章 おでかけ



「あっ!//それはすみません!ただ、楽しかったです··へへっ」

「全く、娘を持つとこんな感覚になるのだな」

「ドラウスさんがお父さんだと私は幸せですね、ドラルクさんが羨ましいです」

「人の子···いや、彩華よ」

どきっ
「はい?(ドラウスさんって聞いた話だと心配性でドラルクさんをこよなく想ってるよね)」

「まだ屋敷内を全て見れてないだろ、案内しよう」

ぱあ
「わぁ、嬉しい!」

「何日ぐらい泊まる予定かな?」

「うーん、早めに帰宅はしたいですが、御祖父様が"1週間いていいよ"って」

「1週間?」

「はい」

(1週間も同じ屋敷にいる··これは幸せな事なのか··)


「ドラウスさん?」

「彩華よ」

「はい」

「私のお願いを誰にも内緒で聞いてくれないか?」
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