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萌えシチュに今日もトロける【R18】

第4章 孤児×王子







前回のストーリーを体験してから、三日が経過していた。


続きのストーリーが気になるものの、刺激が強すぎてシェリーは次のページを開く勇気が出ずにいたのだ。


それなのに、身体は正直で。
次のストーリーを求めるように疼いていた。



「今夜…続きを体験してみようからしら」


シェリーは熱のこもったため息を吐くと、藍色の魔法書をそっと撫でる。





そしてその夜―――


目次を確認すると『孤児×王子』という文字が。


「孤児と王子ねぇ…これはさすがに妄想ストーリーよね?」


夢見がちなシンデレラストーリーかもしれないが、現実にはなかなか起きないだろう。


だとしたらこれも気楽に体験できるかもしれない。
シェリーはワクワクうずうずしながらページをめくる。


そして光に包まれると、シェリーはあっという間に物語のヒロインになっていた―――



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