第3章 伯爵家の令嬢×兄の友人

Ｍ字に足は開いたまま、蜜壷に男根があてがわれる。

ぐちゅっと音をさせ、亀頭が沈むと、シェリーは甘美なため息を漏らしていた。


「あぁっ…苦し…」
「くっ、キツいな…」


ぐっ、ぐっと押し込められる。
ナカを暴かれる痛みにシェリーは耐えていた。

こんな濡らした痴女が処女だなんて…知られたくない。

そう思って隠すことにしたのだが、上手くはいかなかった。


「お前…まさか処女なのか…」
「……っ！？」


レオンの目が見開かれていた。


「ははっ…こんなにぐちゃぐちゃになった処女がいるなんてな…」
「お、お願い…止めないで…」


今ここで止められたら身体が疼いてしょうがない。
シェリーはレオンに手を伸ばし、抱き寄せるようにしてキスをせがむ。

舌が絡みあい、シェリーは必死になっていた。


「はぁっ…ここで止められるわけねぇだろ…」
「レオン様…？」
「くそっ。初めてならそう言え。いきなり脱がしてフェラさせるとか…俺って最低じゃねぇか」


レオンがほそりと呟く。


「いいんです。レオン様…私が貴方を欲しかったのは間違いじゃないから…」
「ふざけんな。俺もお前が欲しかったっての」
「あっ、あぁっ…」


途中まで挿入されていた男根がより押し込まれる。


「ほんと、きっつ…」
「あぁん…レオン様ぁ」
「悪いな、ちょっと我慢しろ」
「ひゃぁっ！！！」


ずちゅん――！！

最奥を突かれ、シェリーはレオンの全部を飲み込んでいた。


「痛いか」
「平気…です」
「そうかよ。なら、もっと突いてやるよ！」


腰を掴まれ、ガツガツと奥を突かれる。
処女相手にする激しさではないだろう。

だが、二人ともお互いに酔いしれていた。


優しくしてほしい――
甘やかしたい――

めちゃくちゃにしてほしい――
壊してやりたい――



暖炉に照らされた二人の影は交じわい、激しく揺れる