第3章 伯爵家の令嬢×兄の友人
「よく出来たな」
レオンに褒められ、シェリーは頬を染める。
「ご褒美にお前も気持ちよくしてやるよ」
押し倒され、シェリーはラグに背を預ける。
シェリーは覆い被さるレオンの肉体美に酔いしれ、これからの行為を 期待していた。
レオンのゴツゴツした指がシェリーの胸に沈む。
手の動きに合わせて形を変えると、レオンは満足そうに胸の飾りを舌で転がしていた。
「あぁん…!!」
思わず声がでてしまい、シェリーは慌てて口をふさぐ。
「そうだ、我慢しろ。隣ではお前の兄が寝ているんだぞ」
「んっ…んんっ…あっ!」
「それに使用人が見回りにくるかもしれない。お前のこんな姿を見たら、使用人達はどう思うだろうな」
「や、やめ…」
こんな恥ずかしい姿、誰にも見られたくない。
それなのに、不意に胸の飾りに吸いつかれ、シェリーは声を上げていた。
我慢するのもつらい。
でも、誰かに気づかれたら…
「あぁん!!」
「感度良すぎだろ」
レオンはシェリーに見せつけるように胸の飾りを人差し指で弄ぶ。
「ロンが言ってたぜ、お前は純粋だってな。そんな兄貴は知らないのか?お前の乳首がこんなに固くなって男を誘うってことを」
「い、言わないで…」
イヤイヤと首を横に振る。
こんな時に兄の顔なんて思い出したくない。
罪悪感で胸がいっぱいになりそうだ。
そんなシェリーをレオンは楽しげに見つめる。
「そうだな。お前がどんな風に乱れるか、俺だけが知っていればいい」
耳元で囁かれ、ゾクっとする。
カタカタと震えると、レオンの舌が耳たぶを撫でる。
「なぁ、そうだろ?」
あぁ、レオン様は声も素敵…!
シェリーは気がつけば、コクコクと頷いていた。