第2章 パン屋の娘×幼馴染(貴族)
「ハウロ…?あっ、また、何を…」
ハウロが動き出し、シェリーは焦る。
初めての行為のため、男の人が一日で何回出せるかは知らなかった。
でも、さすがにシールの効果が切れていたら危ないのではないだろうか。
「シェリーとの子供か…いいな、それ」
「あんっ…ハウロ!?」
「想像したらまた大きくなってきた。…もう一回、しよ?」
ぐんっと奥を突かれ、何度目かの行為が始まる。
身体中ベタベタで、繋がった秘部はどちらの愛液かわからないくらいぐちゃぐちゃになっていた。
「ハウロ…ダメぇ…!」
「シェリー…愛してる! 結婚しよう…!」
「えっ…えぇっ!?」
まさか激しく腰を振りながらプロポーズされるとは思わず、シェリーは目を見開く。
しかし、ハウロは真剣なようだ。
動きは止めぬまま、シェリーの目を見て呟く。
「はぁっ…シェリー以外…考えられない。好きだ…愛してる…結婚してほしい…!」
「ハウロ…」
ガンガン奥を突かれながら、シェリーは何度目かの胸キュンに、すっかり酔いしれていた。
「あっ…あぁっ…嬉しいっ! ハウロ…私も、好きっ! 愛してる」
「じゃぁ…!」
「うん…お嫁さんにして…!」
「くっ…気持ち良いっ…! シェリー、絶対幸せにするから…!」
激しく肌がぶつかり合い、ベッドがギシギシと音を立てる。
「中に…出すよ…!」
もう避妊シールの効果は無い。
それでも……
「うん! 出して! ハウロ…!!」
***
愛しい人の腕の中で目を覚ます。
シェリーは目の前ですやすやと眠るハウロを見て、幸せな気持ちでいっぱいだった。
愛してる…ハウロ。
うっとりと目を閉じたとき、どこからか声がした。
『魔法書、気に入ってくれた?』