第9章 私のストーリー【番外編】
「お兄様…もう我慢できない…! 欲しいですっ…!」
涙を零しておねだりすれば、シルフォードはしょうがないなと笑い、一瞬で最奥を突き上げる。
と同時に激しい抽挿にシェリーはガクガクと身体を痙攣させていた。
「お兄様…っ、イっちゃ…」
「挿れただけで達する悪い子にはお仕置だな」
腰を掴まれガツガツと奥を突き上げられる。
肌がぶつかり合う音が響き、ナカが男根でいっぱいになる度に蜜が溢れ、辺りに飛び散っていた。
「ひゃぁぁっ! ら、らめぇ…!!」
目の前がチカチカする。
またしても達してしまいそうでシェリーはイヤイヤと首を横に振った。
しかし、シルフォードの動きは衰えるどころか更に加速した。
「シェリーは無理やりされるのも好きだろ…っ! こんな、風に、ね!」
ぐちゃぐちゃにナカを掻き回され、シェリーは悲鳴をあげる。
やめてと口にしつつ、やめてほしくないシェリーの心境をしっかりと理解しているシルフォードが、愛するシェリーを可愛がるのに手を抜くはずがない。
シェリーはビクンビクンと痙攣したまま、天井を見上げていた。
イキっぱなしの瞳が捉えているのは、激しく腰を打ち付ける兄の姿だった。
激しくされればされるほど、シェリーは無意識に愛されていることを実感し、蜜壷を犯す男根を締めつける。
「くっ…出るっ!」
最奥で男根が爆ぜると、ナカで熱いものが広がった。
大量に出たそれはすぐに蜜壷から溢れ、鏡に落ちては消えてゆく。
「んっ…お兄っさ、っ…!」
シルフォードは痙攣したままのシェリーを立たせると、今度は背後から突き上げる。
先程とは違う刺激にシェリーは涎を垂らして喘いでいた。