第7章 町娘×画家
次の日、シェリーが目を覚ましたのは昼過ぎだった。
身体がダルくて動かせないでいると、気づいたエダーラインがベッドに近づき、シェリーを抱きしめる。
「やっと起きたね、シェリー」
「お、おはよう…エダン」
昨夜、月が高くなってから少し休憩をして、今度はベッドで抱かれたのだ。
色々思い出してシェリーは顔を赤くする。
「シェリー、結婚しよう」
「…えっ?」
突然のプロポーズにシェリーは目を見開く。
「ずっと好きだったんだ。結婚してほしい」
「…エダン」
「パトロンが今のシリーズの絵は最後まで描けって言ってるから、『熱に舌を這わせる少女』、『破瓜』、『開花と快感』というタイトルで三つの絵を書くつもりだけど、それ以降は趣味で描き続けるくらいでいいかなって」
三つのタイトルを突きつけられ、シェリーは色々と想像してしまう。
生々しいタイトルだと思うのはシェリーだけだろうか。
「私も好き…だから、嬉しい」
「本当に? 嬉しいよ。二人でのんびりくらすお金は稼げたから、安心してお嫁になって欲しい」
「エダン…ありがとう」
二人は見つめ合い、唇を重ねる。
気軽に始めたモデルのバイトだったのに…こんな事になるなんて…幸せだわ。
シェリーは満たされた思いでエダーラインの背中に手を回す。
「…シェリー、昼間っから誘ってるの?」
「えっ、ちが…」
「いいよ。シャワー浴びたいでしょ。だから洗いながらしよう」
「エダン!?」
有無を言わさずにシャワー室へと運ばれる。
すぐに蜜壷を掻き回されナカに残った子種が掻き出される。
「すぐに新しいのを注いであげるから」
その宣言どおりシェリーは何度も突き上げられ、射精されると、愛液と一緒に子種を溢れさせる。
「あん…エダン……!!」
シャワーのお湯と白濁した液が流れていくのを横目に見ながら、シェリーは与えられる快感に酔いしれていた――