第1章 それは追体験できる魔法書
「……っあぁ!」
後ろから激しく突き上げられ、シェリーは大きく仰け反る。
呼吸をするのがやっとだ。
それなのに、男は容赦なくシェリーを攻め続けた。
「可愛いシェリー……愛しているよ。今、たくさん子種を注ぐから…くっ、出るっ!」
シェリーのナカで男根がビクンと大きく痙攣し、熱いモノを吐き出す。
「くっ……止まらない…溢れてきやがる」
男は呼吸を整え、シェリーと繋がった秘部を恍惚とした笑みで見つめる。
シェリーの蜜壷からは白濁した愛液がこぽこぽと溢れ、シーツに染みを作っていた。
そんな光景すら男を興奮させ、男根が再び硬さを取り戻す。
「あっ…!! もう、ダメぇ……!」
「ダメなもんか! こんなにぐちょぐちょにして…、おまんこはヒクヒクして喜んでいるだろ」
「そ、そんな…言わないで……!」
男が再び抽挿を始め、シェリーは悲鳴を上げた。
「愛してる…! 俺だけのものだ、シェリー」
「あっ、あぁん! 私も…愛しています…!」
素敵な男性から愛され、たっぷりと熱いモノを注がれる。
シェリーはぼんやりとした頭で考える。
こんな毎日が当たり前になったのはいつからだろう。
あぁ、そうだ…これは、あの本のせいなのだ…。
でも今はどうでもいい。
この全身で感じる快楽に酔いしれていたい……!
シェリーは何度目かの絶頂を迎えると、プツッと意識を手放していた―――