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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第25章 納得






古い作りをしているが、とても綺麗にされており高級感に溢れた建物。



そんな建物がいくつも連なっており何処がこの家の端なのか見えもしない。とんでもない広さの土地なのだろう。





五条先輩はそんな建物をいくつか通り過ぎると、ある大きな蔵の目の前でその長い足を止めた。





ガチャガチャと扉を開ければ、その中へと足を踏み入れる。





「うわぁー」





私もその背中へとついて中へと入るなり、そんな歓喜の声を上げた。何故ならば、中にある棚には呪具がびっしりと大量に並べられていたからだ。





右を見ても左を見ても呪具呪具呪具。しかも資料で目にしたことのあるような凄い呪具がいくつも並んでいる。




「ちょっとここ…宝の山なんじゃ…?」




呪具マニアという訳ではないが呪具を使う者としてそれなりの知識はあるし、有名な呪具に関してはそれなりに憧れだってある。だからここは呪具使いからしたら宝の山のようで




「えっ、これ最近授業で習ったやつ!あ!こっちはあの有名な短刀じゃない!?」





目をキラキラさせ辺りをキョロキョロと忙しなく視線を動かしていると「クッ」と何やら吐き出すような笑い声が聞こえてくる。もちろん声の主は五条先輩以外にいない。





「いや、喜びすぎだろ」




「だって凄いよ!ここ!こんな凄い呪具を生で見られるなんて思って無かったもん!」




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