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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第21章 眩しい





いやいやちょっと待って。確かに言った。あの特級呪霊の件以来体術の強化をしたいと。




最近では、確かに空き時間に七ちゃん雄ちゃんと体術を集中的に特訓していたし、先生達が予定のない時には稽古をつけてもらっていた。



術式の強化はもちろん日々励んでいる。それでもやはり体術が今の自分には欠けていることの一つで、しかし対人戦で相手がいないと出来ないのもそれは確か。時折困ることもあった。




でもだからって…さすがに五条先輩相手にやるのは気まずいだろう。そりゃあプライベートと修行を一緒にするなど良くないのは百も承知だ。



それでも…気まずいものは気まずいし、出来ることならば…今はなるべく五条先輩とは距離を程良く取っていたい。いくら最近普通に話せるようになってきたとは言え…



それに私は傑先輩とお付き合いを始めたばかりだ。自分の彼女がつい最近までセフレだった相手と2人きりで体術の特訓をするなどどんな気分だろうか。間違いなく良い気はしないだろう。



いや、そもそも自身の親友が彼女の元セフレというだけで地雷だろうに。それなのにも関わらず、ありのままの私を受け入れてくれると言ってくれている傑先輩に余計な心配や不安な思いはして欲しくない。




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