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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第19章 可愛いひと




「やっぱり!あの、お願いがあるんだけど良いかな?」



「えっと…何でしょうか?」



「イケメン君達に私達を紹介して欲しいの!」




パンっと両手を合わせお願いポーズをしてくる女性は、首を傾げて可愛らしく笑顔を見せた。



いや、うん、そうだと思っていましたよ。分かっていましたよ。だって今までだってこんなお願いをされた事など数えきれないほどあるから。



だけれど今まではせいぜい連絡先を渡して下さいとかそんなお願いばかりだったからか、まさか紹介してくれなどと直接言われるとは思っていなかった。



正直私が隣にいても、彼らは平気で逆ナンをされるほどのモテっぷりだ。



紹介って…今彼女達をあのテーブルへと案内し、一緒にデザートでも食べましょうとかそんなことを言って欲しいという意味だろうか…



いや、それはどう考えても無理だろう。




だって…五条先輩は元セフレだ。そして夏油先輩は私を好きだと言ってくれている。七ちゃんなんか女の人を連れて行ったらきっとめちゃくちゃ睨んでくるだろう。雄ちゃんは…笑顔で何とか乗り切ってくれるかもしれないが。



いや、無理、絶対無理!!




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