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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第15章 浮遊感




夕ご飯もこれまた豪華な物だった。手違いで部屋の予約が取れていなかった事への謝罪を込めて、一番上のランクの食事と交換してくれたらしい。いや、本当…たまたま来た任務先でこんな豪華な待遇をされるなんて運が良すぎる。 




五条先輩は細身に見えるけれど実は大食いで、というか脱いだら線は全く細く無いし腹筋なんてバキバキに割れているから完全に着痩せなんだけれど。それと普通の女子高生よりははるかに大食いな高専の女子生徒である私と二人で食べれば豪華な食事もペロリで、あっという間に完食してしまった。




制服のスカートのフックをキツくて実は外したことは秘密だ。




食後は二人で部屋でのんびりとして、そのあとは面倒だが報告書も書いた。先輩後輩で任務へと行った場合は、もちろん後輩が報告書を書くのは暗黙の了解だ。



だけれど高専の先輩達は皆んな優しいから手伝ってくれたりアドバイスをくれたりするのだけれど、嫌そうな顔をする割にそれは五条先輩とて例外ではなくて、面倒だと言って書く係は絶対にやらないが、私がうまく書けずにいるとサラリと任務内容を簡単にまとめてアドバイスをくれる。



今回もそうだ。先輩が紙とペンを握ることはないが、私が報告所を書いている時はテレビを観たり携帯をいじったりすることもなくジッと待っていてくれて、「うーん」と悩みながら書いていれば分かりやすい言葉でまとめてくれ無事報告書を書き終えた。



本当五条先輩って頭の回転が速いんだよなぁ、天才肌なんだろうなと思う。最強で天才って…もうマイナスなところ何一つないじゃんって思うけれど、皆んなから言わせたら性格の悪さのせいで全てが無意味になるくらいクズなのだと声を揃えて言ってたっけ。



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