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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第9章 合同任務




そんな事を考えているとあっという間に夏油先輩はシャワーから上がってきて、ポタポタとまだ髪に水滴が付いたままこちらへと戻ってきた。



私のせいで身体が冷えていて寒かっただろうに。もっとゆっくりシャワーを浴びてきても大丈夫だったのに。



それにしても…シャワー上がりの夏油先輩って色気が凄いな。いつも綺麗にまとめられた髪は無造作に下ろされており少し濡れている。それがまた色気をさらに高めていて、水も滴る良い男はこのことかなんて思ってしまうほどだ。



彼の身につけているスウェットはこのホテルに来る前、補助監督が連れて行ってくれた服屋で皆んなで買った物だ。やはり学生にはビジネスホテルに設置されているルームウェアはなんとなく合わなくて、服屋で6人揃いも揃ってスウェットを購入した。



小さなお店だった事もありスウェットの種類がひとつしかなくて、全員でお揃いのスウェットになったという何とも可愛らしい出来事があったのだが、こうして見ると夏油先輩と五条先輩のサイズがあっただけ奇跡なのかもしれない。




そもそも、私と夏油先輩の服は本当にお揃いなのだろうか。この自分の着ているスウェットと同じとは思えないほど、ただスウェットを着ているだけなのにも関わらず夏油先輩は色気が凄いだなんて…




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