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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第9章 合同任務





その後も電話口で嫌になるほどお説教をされ、最終的には終わる気配のないそのお説教に、電波が悪いフリをしながら五条先輩が電話を勝手に切った。もちろんそのまま夏油先輩の携帯の電源すらも落として。



うん、やっぱりこの人は最強だ。全く呪術関係ないけどついついそんなことを思ってしまう。だって私なら絶対に出来ない。夜蛾先生からのお説教の電話を切るなんて。



まぁでも正直、いつまで続くんだこの恐ろしいお説教はと思っていたから、ここにいた全員がありがたいと思っていたことは間違いないだろう。



高専に帰った時が怖くて仕方ないけど…ゲンコツを回避する事は叶わないと思うし。




そして何より、明日はオフの予定だった私達も先輩達も今回の件の仕置きとして、今日静岡から帰る予定だったのに…その予定は変更されこのまま泊まりがけの任務へと変更になった。



五条先輩と夏油先輩は「嘘だろ…」と言葉を失っていたし、硝子先輩はイライラしたように煙草を吸い始めた。七ちゃんに関しては最近相当疲れていたのかリアクションすら取らず、雄ちゃんは前向きに「頑張ろう!」と七ちゃんを励ましていたほどだ。







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