• テキストサイズ

MapleProject〜Happybirthday〜

第13章 アリア・ロジャース誕生日特別ss


そんな話をしながら歩いてたらとある場所についた。どうやら神は歌とダンスを披露しろって言ってるみたいね。これが運命ってやつなのかしら。

「ここは歌たり踊ったりできるところ。確か予約表見て誰もいなかったら自分の名前書いて使って良かったはず……あ、あと時間」
『へぇ……』

そういいながら予約表を見て、名前と時間を書いてこちらを見たるいはとても楽しそう。

『アリアの歌とダンス聴かせてよ!』
「しょうがないわね……その代わりるいもよ?」
『もちろん!』

中に入ったらお互い1番好きな曲で歌って踊った。

『ねえ、アリア。これ歌える?』
「……もちろん!」

るいとの時間はとても楽しくて自然と声にもそれが現れる。
1番を歌い終わって2番に入った時耳が気持ちいいなって思ったらるいがハモってくれていた。この子ほんとに音楽が好きなのね。
きっといい事務所を立ち上げてどんどん大きくなるに違いないわ。

『アリアの歌大好き!ハモるの楽しかった!』
「私こそ!るいのハモリ気持ちいいわ」
『やっぱアリアは事務所に来てもらわなきゃ!どう?私の事務所……来ない?』
「そんなの決まってるでしょ?もちろんよ」

そんなこんなでまだ事務所も立ち上がってないのにスカウトを受けた私。後ほど知るけどるいはかの有名な芸能事務所の社長の子だったみたい。納得したわ。

留学期間が終わるまでほんとにたくさんのことを話して、歌って踊って、貴重な時間を過ごした。

時は経ちるいが帰国する日。
私たちは約束をして別れた。

それからというもの日本のニュースとかをよく見るようになったけどるいの名前は無い。
ただ見た目と声も違う気がするけどるいだと直感で感じたアイドルを見つける。幸村茉冬。
約束した通りまずはほんとにアイドルになったんだなって思った。それからは私も少しずつ日本に行くための準備をした。

――
/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp