第11章 ワクワク!?第一回学校っぽい事!!
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noside
pipipipi…pipipipi…
piッ
目覚ましを止め大きな欠伸をし、ムニャムニャとした所で一気に目をカッ!!と見開き元気よくベッドから飛び出しウーンッと背伸びをする。
鏡を見てみると偉く髪が暴走していたので簡単に整え、自室を後にした。
そしてオールマイトが寝ているであろう客室をコンコンッとノックし、中に入るもそこには誰もいなかった。
(あれ?オールマイトどこ行ったんだろ?)
そんな事を考えながらリビングへ移動してみると机にお弁当箱とメモ書きが置いてあった。
〚おはよう言葉少年!私は先に行ってくるよ。お弁当作ったから食べてね!
後、朝ご飯も少し作ったから食べていきなさい〛
クスッと笑いながらオールマイトにおはようとお礼の連絡を送り自身も早々に支度を始めようとした時、イレイザーヘッドから連絡が来た。
内容は……
今日は電車で来る事と校門を潜れなさそうなら塀を飛び越えて敷地内に入れという事だった。
(……マスコミ…か…)
ふーんっと考えながら返事を送り、支度を始めた。
…………………。
そして…現在、雄英高校付近
(うっっっわぁ…イレイザーヘッドの言ってた通りマスコミすっっっごいなぁ〜…これは横からス〜とは無理だな…)
気配を消し遠くからひっそりと見ているとどうやら飯田がインタビューに答えているらしく誰一人として一心に気が付いていない。チャンスとばかりに個性を使い高い塀を乗り越えた。
心の中で飯田に感謝しながら、スタコラと教室に向かった。
教室のドアを開け中に入る。
「みんなおっはよ〜!」
来ているクラスメイトから返事が帰ってくるのと共に麗日とモジモジとしながら出久がやってきた。
「言葉君、マスコミ大丈夫やった?私上手く答えれんかったよ〜」
タハ〜と笑う麗日
「僕は保健室に行くって言って何とか切り抜けた……よ…」
ソワソワとしながら目線を合わせない出久
「俺は、飯田に注目が行ってたからその隙に塀を乗り越えて来たから大丈夫!……で?出久どうした?」
そう言うと顔を徐々に赤く染める出久