第3章 再会 久々の友達
軽くツッコミを入れ、正臣くんの変なノリはさておき、話を続けてもらった。
正臣「まぁ、何人もいるけど、ヤーさんとかギャングみたいのは言うまでもないし・・・帝人と涼が関わりそうな奴だと言えばあれだ、今言った2人と、もう1人折原臨也って人がいるんだけどよ、」
そう言われた瞬間ギクッとする。折原臨也が関わってはいけない奴の内の1人ならもう私は関わっていることになってるから・・・
正臣「こいつはヤバイから絶対関わるなよ。まぁ、新宿主体の人だからまず会わねぇだろうけど。」
そのセリフにほんの少しホッとした。
帝人「オリハライザヤって変った名前だね」
正臣「お前が言うな」
そのあとも関わっちゃいけない奴について話が進んだ。
正臣「そうそう、敵に回しちゃいけないっていやー・・・ダラーズって連中には関わらない方がいいらしいぜ。」
帝人「・・・ダラーズ?どんなチームなの?」
興味津々な帝人くん、また関わらない方がいいって来た。でもここにいる私ダラーズの一員な気がする。なんかもう既に帝人くんと正臣くんを敵に回してる。
むしゃくしゃする私の脳裏にはこんなメールの文面が〈もし、池袋に来るならキミが俺の知り合い、ダラーズの一員ってこと伏せておく方がいいね。〉〈へぇ、池袋に住んじゃうんだ。だったら尚更以前言ったことは伏せておかないとね。でも、住むってことになるといずれにしても、バレてしまう。そのタイミングは俺に任せてよ!〉どちらも臨也さんからのメール、私が伏せていることは臨也さんの手によってバラされる。