第3章 再会 久々の友達
信号を待っていると
正臣「今日はサイモンも静雄もいなかったな。遊馬崎さんや狩沢さんはたぶんゲーセンだろうし、」
帝人「だぁれ?その人たち」
帝人くんはその人たちを知らないため思わず尋ねてしまう。もちろん私も知らないけど、静雄という人は臨也さんと会話してると度々名前が上がってくる。実際私は臨也さんも静雄という人も見たことないからどんな人なのかを知らない。ただ静雄という人は怪力の持ち主で池袋最強の男というは知っている。
正臣「あー、いや、遊馬崎さんと狩沢さんは俺の知り合い。サイモンと静雄ってのはーーさっき話した、敵に回しちゃいけない奴の内の2人。まぁ、平和島静雄は普通に生きてたら話しかけることもないだろうし、見かけたら逃げるのが一番だ。」
その言葉に正臣くんが静雄を快く思っていないことは察しがついた。
帝人「他に敵に回しちゃいけない人って?
漫画みたいだけど、」
そんな帝人くんの問いかけに正臣くんは
正臣「まずはこの俺だ!」
帝人「・・・√3点。」
『帝人くんに同じく。』