第3章 再会 久々の友達
先ほどの帝人くんの質問に私が答える。
『池袋には東武デパートが西口に、西武デパートが東口にあるんだって、正臣くんそうだよね。』
正臣「合ってるぜ、流石だよ、帝人と違って優秀だな涼」
『いや、ただ予習みたいなのをしてきただけなの』
自分自身を謙遜する。
正臣「それもすげぇって。
てか一度滑ったネタを解説される俺ってなんなんだよ一体」
帝人「多分、馬鹿なんだよ
正臣「お前って結構毒舌家だよな。
まぁいいや、涼の可愛さに免じて見逃してやろう。じゃどっか行きたいとことかあるか?」
私の可愛さって、何?
帝人「ええーと、チャットでも言ってたけど、サンシャインとか・・・」
正臣「今から? ・・・まぁ俺はいいけどよ、行くんなら彼女の一人でも連れていった方がいいぞ!」
帝人「ねぇ、池袋ウエストゲートパークなんだけどさ」
あ、諦めた 切り替え早いじゃん
正臣「おお、俺も見てたよあのドラマ。小説も漫画も全部持ってるぞ」
帝人「あ、いや、ドラマじゃなくて、ウエストゲートパーク自体のことなんだけど」