第3章 場地圭介(社会人)×千冬の親友ヒロイン(大学生)②

　下から持ち上げるように胸の柔らかさを楽しんでいたかと思えば、親指でカリカリと両方の頂きを刺激したり、私の反応を逐一確認しながらいいところを探し当てている場地くんの固くなったモノが、私の腰辺りに擦り付けられる。
　コレが私のナカに……それを想像するだけど体がじわりと火照るように熱を持つ。私は──場地くんと最後までシたいんだ。きっと場地くんだから、シたいんだ。これが好きだからなのかと問われればわからないけれど、私は彼がいいと思っている。その事にたった今、気づかされた。

「腰に、当たってる」
「当ててンだよ」
「場地くん……興奮してくれてるんだ？」
「これ以上ないくらい、な。ちゃんは──」

　ぐちゅっ

「んっ！」
「聞くまでもねェか」

　ちゅぷちゅぷと卑猥な音を立てながら私の大切なところを指でなぞるように触る場地くん。私が濡れていることをわからせるように、音を立てながらショーツの上を動いていた指は、下着の横からするりと入り込み、つぷりと私のナカへ埋め込まれていった。
　直で感じる異物感と、少しの気持ちよさ、そして期待に体をふるりと震わせる。ああ、入ってきたぁ。

「痛くねーか？」
「ん、へーき」
「なら動かすぞ」

　くちゅくちゅくちゃっ

「どんな感じだ？」
「ん……まだちょっとわかんない。少しだけ気持ちいいけど、さっきのがよかった」
「乳首好きなんだな」
「うっ、……うん」
「じゃあ乳首だけでイケるようにしてやるよ」
「へっ？」
「乳首でも、クリトリスでも、ナカでも、どこでもイケるようになろうな」
「ひ！　あ！　そこっ！」

　急にくんと曲げられた指に刺激された場所がよすぎて思わず背中を反らす。「んー？　ここ？」とわざとらしく聞き返しながら同じところを刺激してくる場地くんに待って待ってと息も絶え絶えに伝えるが、待ってくれそうな気配は毛頭ない。むしろソコばかりを責めて、びくびく体を震わせる私を見て楽しそうな表情を浮かべている。