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海軍日誌

第2章 暖かな日々


遠征にもついて行ったし海賊との戦いの時は舟番だったが遠くから、それぞれの戦い方を見て学んだ。

ちびっ子のくせにと周りからいじめられたりする事もなく、まだ雑用だから与えられた仕事はなんでもこなした。

本部に帰ってきている間はもちろんセンゴクさんとロシナンテが居る家に帰る。

朝ご飯は基本一緒に食べる。

何度となく能力を試しに使っているうちにロシナンテも夜にうなされる事も無くなってきた。

休みの日は、3人で出かける事もあったしロシナンテと2人で出かける事もした。
普通の子供のように自由に育って欲しいというセンゴクさんの方針もあり、休みの日は街へ出かける事も頻繁にした。
知識を沢山入れたくて頼み込んで資料室に入れてもらったり図書館にも入り浸った。

ロシナンテはよりも二つ年上だし男の子だと言う事もあり、雑用の合間に訓練にも混ざるようになっていた。

センゴクに家族として迎えられて2年が経つ頃には、もう立派な家族になっていた。

お互いを大切に思い合い支え合うまだ幼い海兵2人組は大人たちの癒しとなっていた。

ロシナンテが転べばが駆けつけ、泣けばハンカチで涙を拭い、抱きしめ合う。
可愛らしい光景だった。
よく転び、よく泣き、よく笑う子になったロシナンテは誰からも可愛がられた。

もまたよく笑い、よく面倒を見るしっかりしたおしゃまな女の子と可愛がられた。

大人たちは2人の成長を微笑ましく見守っていた。
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