第1章 出会い
「残念だなー。あおちゃん。俺みたいに優秀だと副担というものがつくんだよ。LHRはその子にやってもらうことにしたー。」
おい。最悪だな。この自称優秀教師は。仕事もせずにコーヒー飲んでるよ。サボってるよ。こいつ
「で。お前がここに来た理由は??なんか話があってきたんだろ。」
「さすが。よくわかったね~。俺の話したいことはただ1つだよ?あおちゃんもわかってるでしょ」
冷めた視線を俺に送ってきたからゾクッとした。
増田亮(マスダリョウ)同じ高校だったやつ。
高校の時は話したこともなかったが同じ職場になって
高校が同じだと気づき意気投合したのだ
それからというもの学校のことを愚痴ったり
夜ご飯とか一緒に食べたりなど仲良くなった
増田は俺のことを高校の時から知っていたらしいが俺は全然しらなかった、
そして増田の話したいこと。それは…。
「あおちゃん。答えでた??」
増田に好きといわれたのだ。1週間前
答えはすぐにださなくていいと言われたので保留中だった。
もちろん男からの告白なんて初めてで増田を恋愛対象として見たことはなかったから答えは決まっているが。
俺が悩んでるのはそのことじゃない。
なにせ増田とは同じ職場だ。
増田は性格上気にせず普段通りに接するかもしれないが
俺が困る。
どう接したらいいのかわからなくなる。
増田のことは友達で好きだからこんなので距離をとるのやだし…。
ドサッ
「へっ!?」
いつのまにか俺はベッドの上で目の前には天井と増田の顔がある。