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転生しちゃった元鬼殺隊士の救済録

第7章 赤髪海賊団



「「か、カラスが喋ってるぅぅうう?!!」」

シャンクス「なっ……?!まさかお前コハクか?!どうしてここにいる?!」

・ルフィ「えっ」




カラスが喋った事に大声で叫んで突っ込むウタや仲間達、その一方でカラスの正体に気づいて目を剥くオレに、数秒前まで警戒心をむき出しだった姉弟達も唖然として……




シャンクス「と言うか、ちょっと待てコハク!!お前さん今さっき、その子をって呼んだのか?!あの人の子供、オレが世話したって事だよな?!」


コハク「ン?ソノトーリヨ?アタシガ浮気スルトデモ?コノ子はチャント、ポートガス・D・ヨ!」


シャンクス「」




あまりに衝撃の連続なので絶句した。少女に既視感があったのは当然だったのだ。何せオレが見習い時代は敬愛していたロジャー船長の船に乗り、船長の娘・は2年ぐらい見習い仲間のバギーと一緒に面倒を見た。今のあの子が身についている武器や装飾もそう、花の髪飾り以外は目立ってしまう船長に変わって仕立てを手配した。そうして昔のあれやこれやが脳裏をめぐり、終いにがっくりと力が抜けたオレは白目を剥いていた。ウタが小さく「ひぇっ」と悲鳴をあげてたけども気にする余裕もない



……拝啓、素晴らしきロジャー船長。不肖シャンクスは貴方の大事な忘れ形見を見つけ、何とか再会しましたが勘違いで怒らせるし、弟君を怖がらせたので色々とヤバいです



思わず亡くなった船長に近況を連ねてみるも、恐らく地獄で豪快に笑っているだろうロジャーは「あ゛あん?!」と目を釣り上げる。あの人は家族が大好きだったので。ついでにそんなロジャーさんのライバルであり、多くの息子達をクルーに海賊をやっている白い髭が立派な船長が出てきて一言。「ハナッタレの若造め」


そんなわけで上陸したてのオレ達は、色々深手を負いながらも新しい拠点と村の住民に触れ合いました



───シャンクス SIDE END
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