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転生しちゃった元鬼殺隊士の救済録

第7章 赤髪海賊団





あれから早いもので月日は2年が経過した。その間で私の体は漸く女性としての成長が始まり、初潮を境にどんどん大きくなるので色々苦労したのは言うまでもないだろう


と言うのも、身長が一気に伸びて胸が大きくなり続けるので、用意した服がすぐに駄目になってしまうのだ……。そのうえ十分鍛えた筋肉も全体的に柔っこく感じ、自分でもくびれとお尻の丸みがはっきりするのも、声変わりで少しだけ低くなったのも自覚した。ちなみに色気より復讐が大事な前世と違い、今世はマキノちゃんのおかげでオシャレな服を沢山貰って着こなすようになった……。どうやらこの世界では露出が多く、大胆で可愛い服やド派手なファッションが主流らしい……


しかしそうやって私が大人に成長するにつれ、私自身よりエース達の方が振り回されてるかんじなのは何故だろう?


例えば初潮を迎えた時では、うっかり気づかなかった私の足が血まみれになってエースとサボくんか大絶叫。「うあ゛あ゛あ゛あ゛っ?!姉ちゃん血っ、血があぁ!!」「一体いつにどこ怪我したんだ?!」「今日はゼッタイアンセイしてろよ!!」こんな風に二人は大層荒れてしまって、こうなっちゃうまで気づかなかったことを反省。それから改めて女性と男性の体の違いを教え、いかに繊細で健康なのかを語ればきちんと落ち着いてくれた……。ちなみにルフィはマキノちゃんがいたから二人で気遣ってくれたし、エース達もその日以降は自然な態度のままでいてくれる……


しかしやっぱり気楽でいれない問題があって、悪党達から不快な視線を向けられるようになったのだ。元から卑しい目つきで見られる事が多かったけど、大人に成長していく体に欲情されて絡まれやすくなった……。更にそれがマキノちゃんも巻き込んでしまうし、それに怒ったルフィが乱暴されかけ、他の村人達の恐怖と被害に繋がる


これがせめて私だけの話ならいいが、支配と脅迫で誰かを傷つける姿にブチギレた。奴らはか弱い村人達を人質とし、悪行三昧しようとしたので、フーシャ村以前で犠牲になった人達の分もしっかり懲らしめる


まずは股間を蹴り上げ行動不能にした挙句、関節技で苦しむ耳元で悪行を連ねて謝る様を映像電々虫で撮影……。それを海軍(おじいちゃん)に身柄と一緒に証拠で提出、新聞会社に匿名として『ザマァ特集』を提案したら見事に採用されたのだ
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