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(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第9章 ディルド


「少しは緊張ほぐれてきた?」
「…っはい」
「ん、良かった…」
「なぁブラとってええ?」
「え?」
「だって及川君だけずるい。そんな時間かけてたら日が暮れて俺とデートする時間ないやん」
「言っとくけど愛撫って時間かけるもんだからね」
「ほな俺も参戦するわ。こんな目の前に美味しそうなおっぱい並んでたら欲しなるもん。な?ええやろ?」
「ほんと調子狂う……。じゃせめて優しくしてあげてよ?」
「分かってるってぇ」
「…っ、はい」

優しくって強調して言ったのに聞いてた?ってくらいにブラを乱暴にたくし上げると突起にむしゃぶりつく。口に含みとジュルっと唾液を絡ませる。

「…んんっ」
「ホックくらい外してあげなって」
「…ほな気遣い上手な及川君がしてくれたらええやん」
「ごめん、苦しかったよね。恥ずかしいかもしれないけど苦しいだろうからホック外すね?」
「あ、はい…」

弱々しい声で吐く言葉に確実に感じ始めてきてるのを腕の中で感じる。

「ごめんね、乱暴で…。いちかちゃん、俺の方、向ける?」

ゆっくりと視線が合う。本当はキスがしたい、でもそれはまだできない。戸惑いに濡れる瞳に感情がかき乱される。

「俺の指、咥えてみて?」
「なんやそれ、変態やん…」
「普通だから。ごめんね、いちいち面倒くさい突っ込みが入って」

唇に右手の指で触れると素直に口を開いた。ぬるっとした舌先が迎えて人差し指と中指が埋まる。直に感じる息遣いはよりリアルでたまらない。

胸に視線を移すと薄桃色の突起もツンと勃ち、宮君の舌先が転がすとその度に腕の中の体が跳ねる。どうしたって宮君の存在が視界に入るけど俺だけを見つめる熱い視線に吐息が漏れる。

「可愛い…。そんな顔で見つめられるともっと好きになっちゃうかも」
「……んっ、ぁ、…」

唇からは透明な雫が垂れた。ああ勿体ないってすかさず舌で舐めとった。唇には触れてないからセーフだよね。このまま俺のものになっちゃわないかなって欲が湧き上がる。
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