(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋
第8章 バイブ
「もしかしてイキそう?」
「………かも、しれない」
「ん、いいよ?」
唇に含んだ突起に優しく歯を当てて舌で転がしていく。指も中で自在に動かしながら反応のいいところだけを攻めると中がキツく締まった。
「……はっ、ああぁ…っ…」
くちゅくちゅと水音を派手に響かせてとろっとした透明な液体が迸った。痙攣が落ち着きシーツにシミを作る。俺にぐったりともたれ掛かって汗ばんだ体を抱き締めると堪らず愛おしさが込み上げる。
「平気…?」
「……だい、じょうぶ」
「……気持ちよかった?」
「……うん、ごめん。先にイッちゃったね」
「どうする?バイヴ使う?」
「でも私、そんなの使ったことない」
「そんな怖がらなくていいから。もしかしたら気持ちいいかもしれないし」
「……ん。…じゃ、…いいよ?」
「ちょっと待ってて」
箱から取り出したのは長さは20cm程度のストレートタイプのバイヴだった。スイッチを入れると静かに振動音が鳴り響き脚を開かせて赤く充血した膣口に当てる。
「ああ…っ」
「力抜いてて…?」
ゆっくりと飲み込んでいく。唇をキュッと噤んでシーツを握り締める手に力が篭っている。少し力を込めて更に奥へとバイブを押し込んでいった。
「んぅうう………っ、んっ」
バイヴは完全に奥まで入っている。苦しそうに表情を歪めてもその表情はどこか恍惚と見えた。俺は興奮を抑えるの精一杯でなんとか冷静さを装ってバイヴのスイッチを切り替えた。
「ひゃああ…っ」
バイヴが膣の中で暴れ始めたのか叫ぶように声を上げた。ピクンピクンと体は何度も仰反る。こんな激しい反応を見たのは初めてだった。
「やっあ……っ、これ、抜いて、ぇ」
「気持ち良くないの?」
「ちが…、イッちゃいそ、だから」
「だったらイッていい。気持ちよくなるだけだから…」
小さな体はバイヴを咥えたまま愛液が迸った。断続的に体は震えて、波が落ち着くと俺は一旦スイッチを止めた。いちかは完全に泣き顔になって俺にハグを求めるように両手を広げ俺は堪らず応える。