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(HQ|R18) セックストイを使わないと出られない部屋

第5章 ローション


【ローションと赤葦君】
♡ お相手は意中のクラスメイト


≫京治side


夏休み最後の思い出作りということで部の皆とプールへ来ていた。一通り楽しんでそれで先輩と一緒に飲み物を買いに行こうと売店へ向かった…ってところまでは覚えている。で、気付いたら先輩とこの場所に居た。

「仲良くセックストイを使わないと出られない部屋…とは?」
「京治君、これは俗にいうセックスをしないと出られない部屋、だね」
「なんですか、そのあり得ない設定」
「んー、一言でいうと妄想を主食する界隈だけが知る美味しいところだけを掻い摘んだようなとんでも設定ってとこかな」
「はぁ…。いやでもセッ…ええ!?」

たった四文字。意味くらいはちゃんと分かる単語。でも先輩の言葉が理解できない。

「それで?私たちは何を使ってしたらいいの?」
「何をって…」
「この箱の中、ローションしか入ってないんだけど。バイヴとか入ってるのかと思ったのに」
「あの、すみません。俺、まだあんまり理解できてなくて」
「だから、この部屋を出るには私と京治君がこのローションを使ってエッチなことしなきゃ出られないの。そういう設定になってるの」
「設定と言われても……」
「困るよね。でも受け入れるしかないの」
「でも先輩、俺とそういうことしても」
「全然大丈夫だよ」
「あの、でも木兎さんと付き合ってるんじゃ…」
「え?いつからそうなってんの?私初めて聞いたんだけど」
「え?」
「光太郎とは付き合ってないからね。今フリーだし」
「そう、なんですか…。二人のやりとり見てたら付き合ってるのかと」
「あ、でも二回くらいは体の関係はあったかな」
「え?」
「おっぱい揉ませてくれってしつこくて勢いでしちゃったんだよね。一応付き合おうって言われたしその後も誘われたけど断ってる」
「どうしてですか?」
「自分よがりなんだもん。私はどっちかっていうと京治君みたな子の方がタイプなんだけどな」
「初耳なんですけど」
「だって言ってないもん。ま、とりあえずこの部屋を作った主が満足するくらいに仲良し、しようか」
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