桜舞い散る君想ふ【ONE PIECE/鬼滅の刃等短編集】
第24章 桜舞い散る君想ふ【宇髄天元】※
2本の指が簡単に挿抜できるだけの蜜量はある。
美しく善がるの姿に俺の猛る肉棒は先走りを垂れ流し、今か今かと待ち侘びている。
嫁以外と情交をしたことがないわけではない。
俺は元忍。
潜入調査で床入りする仕事がなかったわけではないのだ。
だが、それを不義とは言わない。
忍である以上そんなことは仕方ないことだからだ。
嫁達だって優秀なくのいちだ。
そういう仕事があったとしても俺は受け入れる。
それが俺たちの絆。
俺たちの関係性。
信頼関係なのだ。
だとしたら…
に対して望むのは性欲処理か?
今この場で、滾った性欲を抑え込むためだけに付き合ってもらっているというだけ?
いや、違う。
そうじゃない。
不満だったんだ。俺の嫁にならないことに。
俺を好きになってくれないことに。
この行為の先に自分たちの未来があるんだと信じて疑わなかった。
既成事実さえ作ってしまえばが手に入るのだと思っていた。
挿抜していた指を引き抜くとべったりと付いた蜜を舐めるとの甘い味が興奮してたまらない。
俺はその蜜を自分の肉棒に塗りつけるとの膣にあてがった。
「、後戻りはできない。俺は…お前を抱く。」
「…て、天元…。」
「俺のものになれ。俺の…嫁になればいい。挿れるぞ。痛かったら俺の肩を噛んでて良い。我慢するな。いいな?」
に覆い被さると肩口を彼女の口元に持っていきゆっくりと肉棒を挿入し始める。
──ずちゅ…
「…ぅ、あ…っ、て、ん、げん…、」
「悪ぃ、痛ェよな。まだ半分も入ってねぇ、から…悪ぃ。」
どう頑張っても己の肉棒を小さくすることなどできやしない。
に我慢してもらうしかない事実に若干申し訳ないとは思っているが、ガチガチに膨張した怒張は締め付けられるほどに快感に打ち震えている。
痛みを感じるほどのキツイ締め付けものものだと思うと嬉しくてたまらない。
漸くこの手でを抱いているのだ。
興奮した気持ちは止まることを知らない。
俺はの最奥へ肉棒を推し進めるとぱちんと何かを突き破る感覚に嬉しさが込み上げた。