第17章 恋ってなんや?/遠山金太郎
「えっと…好きな人と手繋ぐところとか…キスシーンとか…?」
私がそう言うと、金ちゃんの顔が一気にパーッと明るくなった。
「さっきワイと手繋いだ時もキュンってしたん!?」
「え!あー…キュンっていうか…ちょっと困ったというか…」
金ちゃんの今さっき明るく晴れた顔が、またしゅんと落ち込んだような顔になる。
「ワイも姉ちゃんのことキュンってさせたい…」
そう言うと金ちゃんは私に突然キスをした。
「!?」
私は驚いて金ちゃんの肩を押して体を離した。
「金ちゃん何してるの!?」
「姉ちゃん、さっきキスシーンにキュンってするって言っとったから…どうだった?」
金ちゃんは子犬のように上目遣いで私を見つめた。
「う…それはちょっとキュンとするかも…」
「ホンマか!?よっしゃー!もう1回や!もう1回!」
そう言うと、金ちゃんはもう一度私にキスをした。
「んー!金ちゃん!落ち着いて!」
「…あれ?またおっきくなった」
金ちゃんは自分の下半身を見ながらそう言った。
「え…と…私そろそろ帰ろうかな…?」
「あかんで!姉ちゃんこれの対処法知ってるんやろ!」
そう言って金ちゃんは大きくなった下半身を指さした。
「えぇ!?分かる…かもしれないけど…実際したことは無いし…」
「お願いしてもえーか…?」
この上目遣いをされると断れなくなってしまう。
「私もよく分からないけど…とりあえずやってみるね…?」
私は震える手で金ちゃんのベルトをカチャカチャと外し、チャックを下ろした。
ボクサーパンツから、大きく膨れ上がったものをそっと手に取った。
「金ちゃん…意外とおっきいんだね…」
そう言って私は金ちゃんのものを握ると上下に動かした。
「っ…なんか、変な感じや…」
私はその手をどんどん早めていった。
私の手の動きに合わせて、金ちゃんの呼吸も段々と早く浅くなっていく。
「姉ちゃん…きもちぃで?」
時々ぴくんと動くそれを、私はパクッと咥えた。
咥えたまま顔を上下に動かし、ジュポジュポと音を立てながらそれをねぶった。
「それ、、、あかん…なんか…出る!」
金ちゃんがそう言うと、私の口の中に粘り気のある液体が入ってきた。