第10章 彼氏の特権/越前リョーマ
「やぁっ…」
2本の指を入れると、ザラザラした膣壁を激しく擦った。
「あっんんっ...だ…めぇ…!!」
は足を閉じて膝を擦り合わせた。
俺だけ知ってるのイキたいときの癖。
「イッていいよ」
俺は手の動きを一段と早める。
は1番高い声を上げると、腰をビクンと浮かせて昇天した。
「今度は、俺にご奉仕してもらうよ…!」
イッたばかりで収縮を繰り返すそこに俺は自身を差し込んだ。
締め付けの激しいそこは、入れただけでイッてしまいそうな程だった。
「いやぁ!リョーマっ!今はっ…だめぇ……っ!」
「っ…ちょっとっ、落ち着いて…そんな締められたら…やばいから…」
すぐにでも果ててしまいそうなのを我慢して、俺はゆっくりと腰を動かす。
「あ…んんっ…!また…イっちゃぅ…!」
俺が動く度に吸い付いて離さないそこに、俺もとうとう我慢できなくなりそのまま白い粘液を中に注いだ。
それと同時にも絶頂に達した様だった。
俺たちはしばらく2人で息を切らしながら抱き合った。
☆☆☆
落ち着きを取り戻した俺たちは、学園祭で盛り上がる方へと歩いていた。
「もう…学校であんなことするなんて!」
そう言って頬を膨らます。
「あんなにでかい声出しといて何言ってんだか。」
もう!っと怒るに優しく笑うと俺はこう続けた。
「それより、そろそろステージ発表始まるんじゃない?」
「あ!そうだね!行ってみよっか!」
体育館に入ると、もうみんな好きなように座ってステージに目を向けていた。
『さぁ!そろそろ有志によるステージ発表を開始します!』
司会がそういうと、会場は一気に盛り上がった。
『まずは、1年B組の…って、あっ!ちょっと!』
俺はの手を引いてステージに上がると、司会のマイクを奪った。
マイクを握ると、俺は深呼吸をした後にこう言った。
「ねぇ!この子、俺のだから!勝手に触ったら、タダじゃおかないよ」
一瞬静まり返った会場内だったが、すぐに女子の黄色い歓声や男子の指笛で騒然とした。
隣で赤くなりながら、キョトンとするにキスをした。
いつか教会でするつもりの誓いのキスの練習をするように。
Fin.