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裏・テニスの王子様♡

第3章 風紀の乱れは心の乱れ?/大石秀一郎


「えっと…参ったなぁ…」

大石は私に腕を掴まれたまま、反対の手でこめかみをポリポリとかいた。

私は急に恥ずかしくなり、そのまま大石の腕を引っ張り校舎裏へと連れていった。

「ちょっと、ちゃん!?どうしたの!?」

大石はあわてる素振りでそう私に問いかけた。

私は、そのまま大石を壁に追いやり、いわゆる壁ドンの体勢になった。

「ちゃん…?」

顔を赤くしながら、小さく呟く大石の唇に軽くキスをした。

「え!?だ、だめだよ!何してるの!?」

と言いながら、私の肩を優しく押し返す大石の手を掴んで私の胸へと誘った。
私の胸に大石の手が触れた瞬間、大石は反射的にふよんと優しく揉んだ。

「っ…」

体を小さく跳ねさせる私を見て慌てて大石が手を離す。

「ちがっ!ごめん!そういうつもりじゃ…」

言いかけた言葉を遮るように私は口を開いた。

「私はそういうつもりだよ…?」

大石は終始顔を赤く染めながら、どこを見ていいか分からないという風に目を泳がせた。

「や、やっぱりだめだよ…。順番がめちゃくちゃっていうか…」

「順番?」

「ちゃんは俺とヤれればそれでいいの?!」

大石の口からヤるなんて言葉が出ると思わず、私は目を丸くした。

「俺の気持ちとか、どうでもいいの…?」

「私、今…大石が欲しいの…だから、ごめん…」

私はそう言うと、もう一度大石にキスをして、そのまま壁を伝ってズルズルと2人で座り込んだ。

そして大石の膝の上に跨り、啄むように大石の唇に吸い付いた。
私がキスを落とす度に、大石のものがだんだん大きくなって私の下半身に当たるのが分かった。

私は無気力に下ろされた大石の腕を掴み、再び私の胸に運ばせた。

「俺も男だから、ここまでされたら、やめてって言われても止められないよ」

大石は私の胸を揉みしだき、私の頭を抑えながら舌を絡めてくる。

「ふっ…んん…」

「ちゃんのここ…小さくて可愛いね…」

そう言って胸の突起を繊細な指先で優しく触れた。

「手つき…えっちぃ…やっぱり、変態でしょ…っ」

「さぁね」

大石は軽く笑って、私の突起を爪でカリッと引っ掻いた。

「んっ…」

私は気持ちよさに、思わず大石の太ももに私の湿ったそこを擦り付ける。

「勝手に気持ちよくならないでくれるかな?」
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