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いつかふたりで 【呪術廻戦/狗】

第6章 あなたとともに




ーーこんな風にされたら、勘違いしてしまいそうになる。



繋いだ指先が僅かに震えた。

今までなら、この状況にただ舞い上がって喜んでいたかもしれない。
もしかしたら、棘くんも自分と同じ気持ちなのかもしれないと。


同じ気持ちならーー。

でも、今は考えれば考える程に苦しいような複雑な気持ちが入り混じる。



唯は繋がれた掌を小さく開くように解いた。





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