第5章 溶けた氷の中は
「、、、はいった?、、、」
「あぁ、お前の中に入ってる。」
「、、、これで、てんげんさまのもの?、、、」
「あぁ、俺のものになった。」
宇髄は玲華とおでこを合わせた。
「離せって言ったって離さねぇからな。覚悟しとけ。」
玲華は微笑んだ。宇髄の独占欲が可愛くて。玲華だって同じように思っているのは秘密にしよう。
「余裕そうだな。そろそろ動くぞ。」
宇髄が腰を動かし始める。
「、、、あっ、、あぁっ、、んんっ、、やぁっ、、、」
結合部からは、グチュグチュ、といやらしい音がして、耳につく。玲華は耳からも快感が入ってくる気がした。
「玲華、可愛い。もっと、って言ってみ。」
「、、、あぁんっ、、てん、げん、さまぁ、、、もっとぉ、、、」
「やべぇ。すげぇ可愛い。」
宇髄は腰の速度を上げていく。部屋には、体がぶつかり合う音が響いていた。
「、、、あぁっ、、もっ、、だめぇ、、、」
玲華の中が締まる。絶頂が近いようだ。宇髄は玲華の手を握ると、奥を突いた。
「、、、んあぁぁぁぁぁっ、、、」
玲華の体がガクガクと痙攣する。中もこれまでと比べられない程締まった。
「可愛い、玲華。イっちゃった?」
宇髄は手を玲華の背中に回すと、玲華を膝の上に持ち上げた。宇髄の昂りが、玲華の奥を突き上げる。宇髄はまだ達していなかった。