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首輪をつける

第13章 弄玩


気になることは山ほどあるが、

「ローエンくんは、何か好きな事ってありますか?」

「んっとねー、ぼくは走ること! あと跳ぶことと遊ぶこと、食べることかなー」

手解きと言われたからにはこの少年から弄玩されるのだろうかと身構えていたものの、そんな気配はない。

「は?」

「好きな事……わたしは、ちょっとよく分からないですね……」

今まで感じたことの無い重みと温かさに心地良さすら覚え始めていると、ローエンがふともじもじと脚を組み換えた。

視線をやると、ショートパンツの中心部がテントを張っている。

「あ……」

はここに来た目的を思い返し、そっとローエンの長い耳に顔を寄せる。

「わたしに手伝わせてくれますか……?」

躊躇いがちに口を開いた。

敏感な耳が熱っぽい声を感じてフルフルと跳ねる。

「とぎゅってしてたら、なんか……ムズムズしてきた……」

「そうなんですね。大丈夫ですよ、ローエンくんはそのままくつろいでてくださいね」

はそっとローエンの下腹に手を差し込む。

太ももに掌を置き、ゆっくりと膨らみへと伝わせる。

「ン……」

中心部に近付くにつれ、ローエンの息が荒くなる。
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