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第6章 蛇のように執念深い
静かに興奮を高めながら、
「気持ちいい……?」
愛おしそうにの上半身に腕を回す。
ほっそりとした腕で背中を包み込み、の肩に自分の顎を置く。
恍惚とした表情で耳元に囁いた。
全身に絡みつかれた状態で身動きも取れずに、は泣きそうな顔でこくりと頷く。
「そう……、可愛い……かわいい、可愛い、カワイイ……!」
ネアは真っ白な顔を上気させ、赤く染めあげながら狂ったように呟く。
の顔が歪む。
肩を震わせながら、声にならない声で嗚咽する。
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