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首輪をつける

第19章 背徳


サピルーンはじれったそうにするを優しく見つめ、

「そんなに残念そうな顔をされなくても大丈夫です。意地悪をしたいのではありません、私は様を悦ばせて差し上げたいのです」

甘い声色で諭すように言う。

サピルーンも自身の下腹部に手をかけ、ベルトを引き抜いた。

下着を下ろし、硬く勃起した逸物を取り出す。

赤く腫れた切っ先は透明な汁で濡れ光っていた。

昂った逸物は熱を持ち、下着の中で蒸らされて濃い匂いを放つ。

に向ける欲望の大きさを表すように存在感を増した逸物がびくりと脈を打った。

の視線を感じたサピルーンが可笑しそうに笑う。

「ふふ……野蛮な畜生共に比べたら見劣りしますか?」

ゆっくりと距離を詰め、の顎を持ち、耳元に囁いた。

「愛していますよ」

を押し倒すやいなやドレスを脱がす。

そのまま下着を剥ぎ取り、覆いかぶさった。

の開いた蜜口にサピルーンが切っ先を押し当てると、濡れた音を立て糸を引いた。
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