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首輪をつける

第16章 二匹の獣


「愛してる」

の視線を絡め取り、唇を重ねた。

「ん……」

そのまま覆い被さるようにして、ゆっくりとベッドに沈める。

なし崩し的に押し倒されたも覚悟を決めたように身体の力を緩める。

まだ熱を持った秘所に膨らんだ先端が擦り付けられ、

「うぅン……ッ!」

硬い肉の塊が奥へと押し込まれる。

最深をこじ開けるようにしてを貫いた。

アルドが深い息を零す。

「フッ……う、相変わらず、キツいな……溶けそうだ」

焦れたように腰を揺らし、苦笑する。

の身体と頭はアルドの圧倒的な熱量と質感に頭が支配される。

無意識に背筋が反り、浮遊感に言葉を無くしていると、アルドが頭を下げる。

「ちゃんは大丈夫か?」

「は、あ……大丈夫……です」

はそこでようやく自分が生理的な涙を滲ませていることに気が付き、ぎこちなく笑みを作る。

こくこくと頷き、顔を隠すようにアルドの身体にしがみついた。

「……参ったな……そんなに可愛くされ
ると、本当に抑えが効かなくなるぜ」

興奮した声で言い、の上半身を抱き寄せた。

その勢いに任せ、思いっ切り腰を打付ける。

目の前に火花が散ったようになり、身体が持ち上げられるような衝撃が走る。

遅れて全身に快感が駆け巡り、身体を震わせた。
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