第15章 めんこいおうま
ロマニが歯を食いしばる。
「くッ……!お姉さん、出すで……!」
の腰を手繰り寄せ、切っ先を奥にぴったりと押し付ける。
「ふう……っ!」
「ぁあああ……っ」
の中で力強く剛直が跳ね、脈打つと、中に熱い白濁液を注ぎ込む。
「あぁ……最高や、お姉さんの中……気持ち良すぎやって……」
は中に入ってくる感覚にぴくりと腰を跳ねさせる。
中に出されるとぞくぞくした快感と同時に、何度されても慣れない不快感が襲ってくるようで。
全身を火照らせ、荒い息を吐きながらぐったりと力を抜いた。
「でもまだ足りひん……」
ロマニはそんなを見下ろしぽつりと呟く。
屈服させても尚湧き上がってくる征服欲に恍惚としながら、
「お姉さんの丸ごと、欲しいなあ……」
後ろからの身体を抱き竦めた。
ゆっくりとの腹に触れ、表面を優しく撫でる。
「僕の子ぉ孕んでくれてたらええのに」
耳元でそう零し、初めて無垢な表情を浮かべる。
「どうせ洗い流されんねやろけど、ほんま勿体ないわあ。僕な、僕とお姉さんの子供欲しいねん」
にっこりと笑い、人形のように反応の無くなったに話しかけ続ける。
「絶対可愛いやろ?なあ、お姉さん……」
はロマニにされるがまま、虚ろな目で俯いた。