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特別なあなた【僕のヒーローアカデミア 短編集】

第14章 好きなくせに 爆豪勝己


*

それからも、見かけたとしても話しかけることはしなかったし、しつこくしなかった。会話も必要最低限のみ。


「…あぁぁぁ…辛いぃぃ…抱きつきたい話したいぃ…。」


特訓が終わり、エレベーターに乗って4階のボタンを押した。


「!…」


2階でエレベーターが止まり、誰かが乗ってきた。


「!?…かっ…」(勝己君!!)

爆豪「!…」


私を見て目を見開いた。でもその後、普通にエレベーターに乗った。


「あ…勝己君…6階だよね…押すね。」

爆豪「…いい。ちょうどお前んとこ行く予定だった。」

「え…。」
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