第14章 好きなくせに 爆豪勝己
*
「!…やば……くない…のか…。」
毎朝、勝己君が起きる前に部屋の前に立っていた為、私の起床時間は早い。でもそれも今日で終わり。
「…もっかい寝よ…。」
*
「…」
授業中、見つめていた行為もやめなければいけない。
「…」(あぁぁぁ…辛すぎる…勝己君に今すぐ好きだと伝えたい…。)
*
「!…」
寮の部屋に戻る途中のエレベーターで勝己君に会った。
「あ…っ…。」(やばい…今日1日見れなかった勝己君…眩しい…話したい話したい…抱きつきたい…。)
爆豪「…んだよ、乗るんか?乗らないんか?」
「っあ…の、乗る…!」