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特別なあなた【僕のヒーローアカデミア 短編集】

第1章 ツンデレ 爆豪勝己


?「おい。」

「!…はい!…なんだ…かっちゃんか…。」

爆豪「なんだってなんだ!!死ねカスッ!!」

「…口悪いなぁ相変わらず…。」


寮生活にも慣れ始めてきた頃。ヴィラン襲撃も無く、平穏な日々が続いていた……のだけれど……。


爆豪「チッ…。」

「…」(機嫌悪いなぁ…ヴィランみたい…。)


爆豪君こと、かっちゃんの機嫌が最近すこぶる悪い。原因はだいたいわかる……。


?「菜月、いいか?」

「あ、うん。行くね。じゃ、またね、かっちゃん。」

爆豪「っ…!!」

轟「悪いな。」


この人。

最近、轟君の自主練に付き合うようになり、かっちゃんとの時間が取れていない。轟君の個性と、私の個性は相性が悪く、練習相手になってくれ。と頼まれ、もう2週間が経過した。
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