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愛していると言ってくれ【ONEPIECE】

第5章 70年後のキミへ《ブルック》





その日の夜。
みんなが寝ている中ブルックはなかなか寝付けずにいた。

寝返りをうってもなかなか寝れない。
少し散歩をしようと部屋を出ると、リンが座布団に座って月を眺めていた。



「何してるんですか」



ブルックの声にびっくりして少し小さく声を出したリンは『月が綺麗でしたので、、、』と言った。



「確かに今夜は綺麗な満月ですね。」

『そうですね。あ、座布団どうぞ』


そういい近くにあった座布団をブルックに渡す。
リンの隣に座り2人でぼんやり眺めているとリンがブルックに話しかけた。



『私将来ここの宿を海賊専門の宿で有名にしたいんです』

「海賊専門?」

『はい。この島はみんな海賊が嫌いだから、、。海賊だってあなた達みたいに悪い人たちばかりじゃないのに…』

「しかし世間一般的には海賊は悪者ですから」

『そうですけど、みんな偏見が凄すぎます。特にこの島は…ログは絶対にここの島を指してしまうから私はこの宿を海賊専門で有名にしたいんです!!』



そういいって立ち上がると、恥ずかしそうに『あ、ごめんなさい』と呟いた。その姿にブルックは思わず「素敵だ、、、」と呟いた。


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