• テキストサイズ

愛していると言ってくれ【ONEPIECE】

第4章 デザートの前に《サンジ》





それからまた数週間後。
リンは大分ご飯を食べるようになった。

ガリガリだった体もどんどん肉が着いていき、とても女性らしい体になった。

そしてリンは絶対に食後にサンジにお礼を言って部屋から出る。



『サンジくん。今日もとても美味しかった。ありがとう!』

「…リンちゃんの為ならなんだって作るよー!!!」



サンジは少し間があったが瞬く間に目をハートにしてメロリン♡と言っている。

しかし最近サンジの様子がおかしい。とリンは思った。
リンが話しかけると必ず一瞬の間がある。


『…無理にメロリンしてるのかな。
ナミとロビンが可愛すぎるから…私なんて本当は不細工なのに…』



少し寂しい気持ちになる。が、その言葉は静かに消えていった。



「…」



サンジが聞いていたとも知らずに。




/ 278ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp