第4章 デザートの前に《サンジ》
「お父様って!!あんた国の王が海軍と一緒に海賊の船に普通乗り込む!?」
驚くナミにウソップとチョッパーもそうだそうただ!!!と意見に同意する。
しかしリンの父。《ドルフィン》はリンを見て「また美しくなったなぁ!!」と笑顔を向ける。
そんな言葉にルフィが反論する。
「うるせぇ!!こいつ今飯食えてねぇんだ!!
おかげで骨と皮しかねぇ!!今のこいつは不細工だー!!!」
「なんだと??」
「ルフィあんた…女の子に向かって不細工だなんて一生言うな!!」
「てめぇ何枚におろされてぇんだ!!くそ船長!!」
怒るドルフィンに殴るナミ。そして蹴るサンジ。
しかしリンは、少し笑いながら涙を流した。
『ルフィさん…今の私不細工?』
「あぁ、不細工だ。お前はもっと太った方がいい」
そう言うとリンはありがとう。とお礼を言った。
そして、ドルフィンに近づき言葉を放つ。
『お父様。私はもうあなたの支配にはコリゴリです。今の私は美しくありません。』
「何を言っている。今のお前はとても美しい。
…お前もしかして、変な物でも食わされたのか…誰だここのコックは!!」
ドルフィンが叫べばサンジが「俺だが何か?」とタバコに火をつけた。