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愛していると言ってくれ【ONEPIECE】

第4章 デザートの前に《サンジ》






そんなリンの様子を見てルフィは「なんだアイツ。せっかくサンジが作ったのによ」と拗ねている。

しかしサンジは怒っている様子もなく残ったご飯をルフィに食べさせる。
タバコの煙をはきながら静かに口を開いた。



「ありゃ極度の摂食障害だな」

「「摂食障害??」」


サンジの言葉に一部がまた頭にはてなマークを浮かべる。


「俺の予想だがな。多分あの子は昔何かあったんじゃねぇのか?体もか弱いし細すぎる」

「確かに一般体型でもないし、かと言って筋肉からの細さでもない。
明らかにやつれている痩せ方だわ」



さすがロビンちゃん♡とまたメロメロになるサンジにゾロが「いいから説明しろ」と釘を刺す。



「黙ってろクソまりも…つまりだ。これからリンちゃんは仲間なんだから、メシの時は無理やり食わせないこと。特にルフィ。お前よーく注意しとけよ」

「ん!分かった!!」



もぐもぐもサンジのご飯を食べながら返事をするルフィに全員が「あ、コイツ多分わかってねぇな…」と心の中で呟いた。




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