第4章 デザートの前に《サンジ》
ボコボコに殴られたルフィは「すぴばぜんっ…」と謝る。
しかし、直ぐにルフィはケロッとした顔で肉にかぶりつく。
「まぁーいいじゃねぇか!こいつ仲間にしても!!」
「「「…は?」」」
クルー全員が頭にはてなマークが浮かぶ。
少女も慌てて手を振りながら、断る。
『そんなっ…!!私全然戦えないですし、一般人ですので、、!!
あなた達の足でまといになってしまいます!!』
「まぁーいいじゃねぇか。いざとなったら俺たちが守るしよ」
「レディ…なんて君は美しいんだ、、、さぁこの僕特製のデザート食べておくれ、、」
「お?じゃあこのまだ一口も食ってねぇやつ俺が貰うぞ」
「んまてぇ!!クソまりも!!誰が食べていいって言ったぁ!!!」
どんどん騒がしくなる船内。少女がポカーンとしていると、ナミが近くまで来てニコッと微笑んた。
「ウチの船うるさいでしょ。けど不思議と悩みが消えるのよねぇ…」
少女は再び暴れている海賊たちを見て、少し微笑んだ。